Journalコラム

クリスマスイベントの事例を紹介!企画のポイントも解説 2022.10.27

クリスマスイベントの事例を紹介!企画のポイントも解説

12月のイベントいえばクリスマス。その経済効果は約7,000億円といわれており、数あるイベント・季節行事のなかでも群を抜いた経済効果があるため、商業施設にとって最も重要なイベントのひとつになっています。クリスマス商戦に向けて、イベントの準備を進めている方のために、今回はクリスマスイベントを解説。イベント事例や企画のポイントを押さえて、クリスマスのセールやイベントを成功させましょう。

INDEX
クリスマスイベントが盛り上がる理由
クリスマスならではのイベント事例
クリスマスイベントを成功に導く企画のポイント
クリスマスイベントを企画する際によくある質問
クリスマスイベント開催費用の目安・相場はどのくらい?
参考にしたいクリスマスイベント事例4選
クリスマスイベントの企画・運営はCCG STAGGにご依頼を!

クリスマスイベントが盛り上がる理由

「クリスマス消費」「クリスマスイベント」という言葉があるように、クリスマスシーズンは1年でもっとも個人消費が活発になる季節。商業施設や小売店では、店内をクリスマス仕様に装飾したり、イルミネーションをライトアップしたりとクリスマスムードを盛り上げます。なぜ企業はここまでクリスマスイベントに力を入れるのでしょうか。ここでは、クリスマスイベントが盛り上がる理由を解説します。

家族・恋人・友達同士で参加しやすい

クリスマス自体は12月25日ですが、11月に入ると、商業施設や小売店の店内はクリスマス一色に染まります。クリスマスのイベントは、イルミーションやクリスマスツリーに代表されるように、イベント期間が長く、また多くの人が楽しめるものが多いため、家族、恋人、友達同士で参加しやすいのが特徴です。特に大規模なイルミネーションイベントには、毎年多くの人が足を運びます。

自分に贈るご褒美プレゼント

恋人や家族に贈るプレゼントも経済効果に大きな影響を与えていますが、最近は1年間頑張った自分へのご褒美として、自分用にクリスマスプレゼントを購入する「ご褒美消費」という言葉を耳にする機会も増えました。ずっと欲しかったものや新調したいものなど、比較的高額商品が動きやすいため、店舗の売上アップにつながりやすいと言えるでしょう。

海外の人にも伝わりやすい

国によってクリスマスの過ごし方や習慣は異なりますが、クリスマスは世界中でお祝いされている行事です。クリスマスイベントは、日本独自の年中行事と違って海外の人にも伝わりやすいため、企画次第で海外の人を集客することも可能です。ただし、アメリカや一部のヨーロッパでは、11月の第4木曜日の翌日「ブラックフライデー」でプレゼントを購入し始めるため、早めの対策をおすすめします。

冬のボーナス支給と年末商戦が後押しに

クリスマスは多くの商業施設が売上を伸ばす時期。加えて、12月には冬のボーナス商戦や年末商戦が控えており、さらなる売上アップが見込めます。クリスマスとボーナスの支給が重なる方も少なくなく、貴金属や宝飾品、ブランド品など高額な商品に対する需要はピークに達します。また、衣料品は夏に比べて単価の高い商品が出回っているため、結果として大きな経済効果につながるでしょう。

クリスマスならではのイベント事例

クリスマスイベントが行なわれる時期は、ちょうど年末商戦のセール時期とも重なります。つまり、クリスマスイベント目当てで来店されたお客様に、商業施設で実施するセールの内容を認知していただくことが大切です。また、年明けには初売りが控えています。このタイミングでしっかり告知しましょう。ここでは、クリスマスイベントのなかでも人気のイベント事例をご紹介します。

事例①本物のサンタクロースと会えるイベント

ファミリー層に人気のイベントといえば、サンタクロースに会えるイベントです。外国人のキャストがサンタクロースに扮して登場し、撮影会やプレゼントのお渡しを行ないます。お買い上げレシートを参加条件にすることで、店舗の売上アップにつながります。

事例②クリスマスグッズのワークショップ

ツリーやリース、オーナメントなどのお部屋に飾れるインテリア、クリスマスパーティーを盛り上げる三角帽子など、クリスマスグッズのワークショップを開催するのはいかがでしょうか。子どもから大人まで、さまざまな世代のお客様に楽しんでいただけます。

事例③クリスマス団体によるクリスマスパフォーマンス

地域の幼稚園や音楽サークルによる歌や楽器の演奏会で、クリスマス気分を盛り上げるのもよいでしょう。出演団体のご家族やご友人が、イベントの流れで商業施設を訪れる可能性も高く、お買い物をすることで売上アップが見込めます。最近はコロナ禍でパフォーマンスの場が限られています。地域の団体と一緒にイベントを盛り上げることで、つながりづくりにも役立ちます。

事例④歳末還元施策

抽選会、おまけ、プレゼントなどの歳末還元施策は、年末商戦に欠かせないイベント。費用をかけることなくお客様から喜ばれ、お客様の購買意欲やテナント利用を推進する効果があります。歳末還元施策を実施する際は、クリスマスイベントとは別に2軸で検討するとよいでしょう。CCG STAGG(スタッグ)は、定番のガラポン抽選からデジタルクーポン発行まで、さまざまな還元施策を提案することが可能です。

クリスマスイベントを成功に導く企画のポイント

年末商戦を迎え、各所で消費を刺激するようなイベントが行なわれているなか、ほかの商業施設と差別化を図るにはイベントの内容にこだわる必要があります。集客したいターゲットや得られるメリットを明確にしながら、クリスマスならではの特別感やオリジナリティを演出していきましょう。ここでは、クリスマスイベントを成功させるための企画のポイントについてご紹介します。

集客したいターゲットを決める

クリスマスイベントを企画するうえで、ターゲット設定は最も重要なポイントです。「幅広く・誰でも」という考え方もありますが、ターゲットが曖昧だとアクションを促すことができず、イベント自体の満足度や評価も低くなりがちです。オリジナリティのあるイベントを企画するためにも、性別、年齢、趣味、ライフスタイルなどを踏まえたターゲット像を明確にしましょう。

イベントに参加するメリットを明確にする

次に考えたいのが、イベントに参加するメリット(特典)を明確にすること。例えば、クリスマスプレゼントがもらえる、クリスマス限定の体験ができるといった、クリスマスならではのメリットを提示するのがよいでしょう。サンタクロースと写真撮影ができるというメリットを用意する商業施設も珍しくなく、集客に貢献しています。魅力的な特典を用意して、足を運んでもらうきっかけにしましょう。

特別感やオリジナリティを演出する

クリスマスならではの特別感やオリジナリティを演出することも、お客様の足を運ぶことにつながります。SNS映えをねらって、店内をクリスマス仕様の装飾にしたり、店頭限定の非売品アイテムをプレゼントするのもおすすめです。ただし、やりたいことをすべて盛り込むのは考えもの。イベントの目的が曖昧になり、予算がオーバーする可能性もあります。トレンドをほどよく取り入れたイベントを企画しましょう。

イベント内容をしっかり告知する

イベント内容や開催日時が決まったら、告知について考えましょう。どんなに魅力的なイベントでも、ターゲットに周知されない限りは、集客につながりません。イベントの規模にもよりますが、1ヶ月〜2ヶ月前から告知をして、参加者の予定を確保しておきたいところ。また、告知方法はターゲットにもよりますが、さまざまなお客様が訪れることを考慮し、店内での情報掲示、SNSやインターネットなど、幅広く告知することをおすすめします。

クリスマスイベントを企画する際によくある質問

「いつから準備を始めたらいいのかわからない」「効果的な告知方法・広告を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。ここではクリスマスイベントを企画する際に、多く寄せられる質問にお答えします。ポイントを押さえて、魅力的なイベント企画にしましょう。

クリスマスのイベントはいつから準備すればいい?

「商戦」という枠組みで考えると、クリスマスはハロウィン、ブラックフライデーに続くイベントです。しかしながら、クリスマスの規模はほかのイベントと大きく異なるため、早めに準備に取りかかりたいところ。夏季のボーナス商戦が終わったあたりから企画を考え始め、秋口には年末商戦に向けて、少しずつイベント内容を露出していくのが望ましいでしょう。ただし、年末ムードが消費を加速させることも当然ながらあります。事前に打ち出すイベント・企画と、年末に行なう企画は分けて考えておくことをおすすめします。

クリスマスイベントに効果的な広告は?

コロナ禍において、年末の人混みは避けたいという消費者心理もあります。そこで、広告として活用したいのはオンライン。特にお子様へのプレゼントなど、購入する物が明確に決まっている場合は、ECサイトで購入する方も多いもの。そういった方々にリーチできる広告手段を検討しましょう。また、最近はSNSなどの口コミを見て商品を探したり、決定したりする方も増えています。購買を促進するためにも、SNSの対策は忘れずに行ないましょう。

クリスマスイベント開催費用の目安・相場はどのくらい?

ひと言で「クリスマスイベント」と言っても、大小さまざまなイベントがあり、その規模によって費用は異なります。イベント開催にあたって必要になる費用の目安はというと、クリスマスワークショップの場合は20万円~30万円(税抜/100名対応/企画運営費込み)、本物サンタ登場イベントの場合は出演費35万円~(税抜/企画運営費込み)程度です。イベントの内容に応じて費用は変わるため、お気軽にCCG STAGG(スタッグ)へご相談ください。

参考にしたいクリスマスイベント事例4選

ここからは、CCG STAGGで企画・運営したクリスマスイベントの事例をピックアップ。実際の事例を取り上げ、ポイントとともにご紹介します。これからクリスマスイベントを企画する方は、ぜひ参考にしてください。

クリスマスイベントの事例①サンクロースとの記念撮影イベント

関東・関西の大型ショッピングモールのご依頼で、本物のサンタクロースが登場するイベントを開催し、集客アップを図りました。本物のサンタクロースと記念撮影ができるという珍しさもあって、イベントは大盛り上がり!人数制限を設け、整理券を配布した上で運営したところ、どの施設でも朝イチで整理券が終了。ファミリー層に人気のコンテンツで、0~10歳の子どもの参加が多く見られました。

クリスマスイベントの事例②コースターづくりのワークショップ

ワークショップ系のイベントは季節を問わず人気がありますが、クリスマスということもあり、磁器のタイルを使ったクリスマスコースターづくりを実施。誰でも簡単にクオリティの高い作品が作れるとあって、子どもから大人まで、幅広い世代の方にご参加いただきました。また、当日のお買い上げ金額を参加条件に設定したため、イベント参加を目的にお買い物されるお客様も見受けられました。

クリスマスイベントの事例③クリスマスプレゼントが当たる抽選会

集客や売上アップに効果的なイベントとしておすすめしたいのが、クリスマス抽選会です。イベント内容自体はシンプルで、当日のお買い上げ金額を参加条件に設定し、条件を満たした方はクリスマスプレゼントが当たる抽選会に参加できるというものです。大型ショッピングモールで開催したところ、常に列が絶えない状態で、わずかに参加条件を満たしていないお客様はまた買い物をして参加する様子も見られ、客単価もアップしました。

クリスマスイベントの事例④地域の幼稚園と連携したクリスマス演奏会

ショッピングモールへの集客アップと、地域連携の強化を目指したイベントとして紹介するのがこちらの事例。地域の幼稚園に依頼し、子どもたちによるクリスマス演奏会を実施しました。主演者のご家族と思われる観覧者も多く、出演後は子どもたちとそのご家族でお買い物をする様子も見られました。商業施設様にとっても、集客アップを実現しながら、地域との連携を強化できたため、クリスマスイベントの成功事例として挙げられます。

クリスマスイベントの企画・運営はCCG STAGGにご依頼を!

私たちCCG STAGG(スタッグ)は商業施設様に特化したイベント企画・運営を行なう会社です。約80店舗の商業施設様とお取引があり、累計800件以上のイベントを手がけてきた豊富な実績があります。ターゲットや打ち出したいテーマに応じて、大規模な集客イベントから小規模なワークショップイベントまで、柔軟にご提案。また、窓口はひとつで全国でのイベント実施も可能です。クリスマスイベントやセールをお考えの商業施設様はぜひCCG STAGGにご依頼ください。

まとめ イベントで集客を強化し、セール情報を周知

クリスマスは、1年のうちでもっとも個人消費が多くなる季節です。施設ごとにオリジナリテイのあるイベントを用意して集客を強化し、セール情報をお客様に知ってもらいましょう。また、還元イベントなどの販売施策も購買意欲を喚起するには効果的です。このタイミングで、年明けの初売りについてもしっかり告知しましょう。クリスマスイベントの実施を検討している商業施設様や企業様は、ぜひお気軽にご相談、お問い合わせください。

イベント運営については、
私たちCCG STAGGにお任せください。
お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。

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