Journalコラム

2022.06.30

商業施設でのイベントを成功させるには?企画・運営のポイントを解説

ショッピングモールをはじめとする商業施設では、足を運ぶたびに何らかのイベントが開催されているのではないでしょうか。集客や売上のアップを目指すうえで、イベントは効果的な施策です。そこで今回のテーマは、商業施設でのイベントについて。具体的な事例とともに、企画・運営の参考になるアイデアや成功させるためのポイントをご紹介します。

INDEX
商業施設イベントの企画・運営ならCCG STAGGまで!
商業施設で行なわれるイベントの種類
商業施設イベントはデジタル集客が成功のカギ
商業施設イベントの企画・運営で失敗しないためには?
イベント企画会社を選ぶポイント
商業施設イベントの参考事例2選
CCG STAGGが商業施設イベントの企画・運営をサポート

商業施設イベントの企画・運営ならCCG STAGGまで!

私たちCCG STAGGは、商業施設様に特化したイベントの企画・運営を手がける会社です。お取り引き施設は約80店舗、実施イベント数は累計800件以上と実績豊富。メインターゲットや打ち出したいテーマに応じて、豊富な実績をもとに、さまざまな企画を柔軟にご提案させていただきます。全国各地の商業施設様に対応し、それぞれの地域特性に合わせてイベントの内容を変動させることも可能です。商業施設イベントをお考えの企業様は、CCG STAGGにおまかせください。

商業施設で行なわれるイベントの種類

多くのお客様が訪れる商業施設では、日々あらゆるイベントが行なわれています。来館を促すためのイベント、滞在時間を伸ばしたり回遊性を高めたりするためのイベント、テナントを盛り上げるためのイベントのほか、来場者の思い出づくりに寄与するイベントや、企業のプロモーションを目的としたイベントなども。ひとことでイベントといってもさまざまな形態があります。目的に応じて企画・運営を行ないましょう。

①ワークショップイベント

ファミリー層をターゲットとして行なわれることが多いワークショップイベント。1回につき5人程度の少人数のものから50人以上の大人数のものまで、さまざまな内容で検討が可能です。何かを制作したり体験したりできるコンテンツを用意することで、お子さんにとっては素敵な思い出に、大人にとってはお子さんが楽しむ様子を見られる有意義な時間になります。ワークショップを通じて、お客様に商品やサービスを気に入っていただくことにもつながります。

②体験イベント

ものづくりを中心としているワークショップイベントに対して、体験イベントはその名前の通り体験をすることがメインです。例えば、憧れのお仕事を体験する職業体験、世界的な記録に挑戦するギネス体験、ARを使ったバーチャル体験のほか、楽しくプログラミングを学ぶプログラミング体験など、さまざまな種類があります。特に無形の商材やサービスを販売している企業様では、このような体験を活用してお客様の記憶に残るイベントを企画することが増えてきています。

③物産展

本来はその土地でしか購入できない特産品や工芸品などを、近くの商業施設で購入できるイベント。北は北海道から南は沖縄まで、さらには海外の商品を販売することもあります。特に観光地として人気が高いエリアの物産展は、各所で頻繁に行なわれています。

④展示会

展示会といえば、広い会場にたくさんの企業のブースが集まっているイベントを想像する方が多いかもしれません。商業施設で開催する展示会とは、新商品の展示、試飲や試食、商品に実際に触れて試してみるものなどがあります。商品やサービスをその場で購入できるイベントはさまざまありますが、最近ではオンラインでの購入を誘導するイベントも増えてきました。商業施設をショールームとして使うようなイメージです。

商業施設イベントはデジタル集客が成功のカギ

リアルで体験することにより、五感を使ってお客様の記憶に残せるのが商業施設のイベントのメリットです。一方で、その時・その場所だけの出会いをより多くの人に広げるにはデジタルとの融合が欠かせません。WebサイトやSNS、動画コンテンツなどを駆使して、ひとりでも多くの方に知ってもらうことが商業施設イベントを成功させるカギとなるでしょう。

①商業施設の公式サイトはスマートフォン対応がマスト

何かを調べたい時、多くの人がスマートフォンを使って検索します。そのため、告知をしている公式サイトがスマートフォンで閲覧しやすいことはとても重要です。「とりあえず見れるなら問題ない」という考え方もありますが、せっかく企画したイベントですから、しっかりと見てもらえるようにスマートフォン用のページを作る、またはスマートフォンでの閲覧にも対応できる仕様にしておきましょう。

②SNSを活用して幅広いターゲットに知ってもらう

最近では、企業の公式サイトからの情報ではなく、SNSの情報を見て買うものや行くところを決める消費者が増えてきています。公式サイトだけではなく、各種SNSの公式アカウントを用意し、定期的に情報を発信しましょう。こうすることで、今まで商品やサービスを知る機会がなかったお客様にアプローチできる可能性が広がります。

③ハッシュタグを用意して投稿を促す

SNSのユーザは、SNS内のキーワードやハッシュタグで情報を収集することが多くあります。ハッシュタグを付けた投稿を参加条件にしたイベントを実施することで、参加者による情報拡散につながります。また、ハッシュタグを付けて投稿をした人の中から抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを行なうこともおすすめ。リアルとデジタルを融合させるうえで、ハッシュタグは効果的なツールのひとつです。

④ターゲットの年齢層に合わせた集客をする

デジタル集客とひとことでいっても幅が広く、選択肢はさまざま。SNSを例にとっても、ユーザの年齢や属性はSNSの種類によって大きく異なります。デジタルの施策を試したい場合は、イベントが誰に向けたものなのか、ターゲットにアプローチ方法として何が最適なのか、常に模索しながら検討しましょう。

商業施設イベントの企画・運営で失敗しないためには?

商業施設イベントの難しさは目標設定にあります。サイト集客のように「1件を獲得するためにいくらかかったのか」という考え方だけでゴールを決めてしまうと、思ったような結果はなかなか得られません。リアルでイベントを実施するからには、デジタルでは得られない成果を目標に組み入れ、その指標を追っていくことが重要です。

①ターゲットの年齢層や属性に合った内容にする

商品やサービスをまったく知らないお客様に認知していただくきっかけをつくるという点で、リアルイベントはデジタルプロモーションにない強みを持っています。だからこそ、ターゲットの年齢層や属性に合った内容にすることが重要です。

例えば、駅から徒歩圏内の商業施設の場合は車の利用者が少なく、かさばる景品は好まれません。また、同じ商業施設であっても、平日の午前中はシニア層、夕方は主婦や学生、週末はファミリーが多いなど、時間帯や場所によって客層は大きく変化します。イベントの実施を検討している商業施設に何度か足を運び、現地調査をしてみることをおすすめします。

②季節や行事を取り入れた企画にする

商業施設でイベントを行なううえで大切なポイントのひとつが季節感。商業施設では、来館されるお客様に四季折々の行事を楽しんでもらうために、さまざまな企画が用意されています。施設全体としての一体感を醸成することで非日常的な空間づくりにつながり、よりお客様に楽しんでいただけるでしょう。企画の内容そのものだけではなく施設内の装飾にも季節感を取り入れ、春には桜、夏はお祭り、冬は雪のように、変化をつけるのがおすすめ。ハロウィンやクリスマス、お正月などは、それぞれの特徴を出しやすいイベントです。

イベント企画会社を選ぶポイント

大小さまざまなイベント企画会社が存在するなかから最適な1社を見つけるのは難しいもの。検討時のポイントのひとつは、それぞれの得意な領域をチェックすること。実はイベント企画会社によって得意な領域は異なり、式典が得意な会社、音楽イベントが得意な会社、屋外イベントが得意な会社、独自のコンテンツを売りにしている会社、大規模イベントが得意な会社など、千差万別です。過去の実績をはじめ、規模感や予算感などをよく調べて、自分たちがやりたいことが得意な会社なのかを見極めましょう。

参考にしたい商業施設でのイベント事例2選

CCG STAGGでは、これまでさまざまなイベントの企画・運営をお手伝いしてまいりました。そのなかから、商業施設でのイベントに関する実際の事例を、そのポイントとともにご紹介します。ぜひ参考にしてください。

商業施設でのイベント事例① : アプリの会員獲得

【施設】大型ショッピングモール
【地域】全国
【ターゲット】ファミリー層
【内容・ねらい】全国にオンライン会員を抱えるアプリ運営会社様が、デジタルプロモーションではリーチできない会員の獲得を目的として全国の商業施設でリアルイベントを実施。

イベントの実施にあたり、自社サービスの認知が低いエリアを特定し、該当エリア内で集客力の高い商業施設を選定。認知を高めるため、お客様の目に留まりやすい配色のPOPを用意したほか、抽選会やアンケートなどを実施しました。会員の獲得はもちろん、アンケートによってマーケティングデータも取得し、広告宣伝の戦略に活かすことができた好事例です。

商業施設でのイベント事例② : ドリンクサーバーのテストマーケティング

【施設】大型ショッピングモール
【地域】関東圏、関西圏
【ターゲット】ファミリー層
【内容・ねらい】オフィス向けのドリンクサーバーを提供する会社様が、一般消費者向けの販売を検討。お客様に飲み物をお楽しみいただくイベントを商業施設で実施。

世帯年収が比較的高いファミリー層が主なターゲットであったため、エリアを絞って商業施設を選定。大人はもちろん、お子さんが楽しめるコンテンツを用意。ゆっくりとヒアリングできる時間を設けたことで、テストマーケティングのための情報も取得することができました。

CCG STAGGが商業施設イベントの企画・運営をサポート

商業施設のプロモーションは、お客様に興味を持ってもらい、来館してお買い物をしてもらい、再び来館してもらうというサイクルをいかにまわすかが重要です。そこで効果を発揮するのがイベントです。イベントの企画・運営の実績が豊富なCCG STAGGでは、お客様のご要望に寄り添った商業施設イベントのご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

イベント運営については、
私たちCCG STAGGにお任せください。
お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。

  • Share
  • facebook
  • twitter
  • B!
  • Feedly

Other Contents関連コラム

page top

Contactお問い合わせ

受付時間【平日】10:00〜18:00