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「ブラックフライデー」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?アメリカを中心に11月下旬に開催される大規模なセールイベントで、近年は日本をはじめ世界各地に広がっているといわれています。そこで今回は、ブラックフライデーのセールイベントについて、具体的な事例とともに、企画・運営の参考になるアイデアや成功させるためのポイントをご紹介します。
〈 INDEX 〉私たちCCG STAGG(スタッグ)は、商業施設様に特化したイベントの企画・運営を手がける会社です。お取り引き施設は約80店舗、実施イベント数は累計800件以上と実績豊富。メインターゲットや打ち出したいテーマに応じて、大規模な集客イベントから小規模なワークショップイベントまで、さまざまな企画を柔軟にご提案させていただきます。全国各地の商業施設様に対応し、それぞれの地域特性に合わせてイベントの内容を変動させることも可能です。まもなくブラックフライデーのシーズン。セールイベントをお考えの商業施設様は、CCG STAGGにおまかせください。
ブラックフライデーとは、11月の第4金曜日を中心に小売店で実施される大規模なセールイベントのことで、1961年頃にアメリカで始まったといわれています。アメリカでは11月の第4木曜日に「サンクスギビングデー(感謝祭)」という祝日があり、ブラックフライデーはその翌日。ブラックフライデーをきっかけに、クリスマス前の年末商戦が始まります。
この期間のセールイベントに多くの買い物客が繰り出すことで街が混雑し、警察官にとって仕事が増える日であることから、ブラックフライデーはもともと“暗黒の金曜日”というネガティブな意味合いで使われはじめたようです。しかし、小売店にとっては売り上げが爆発的に伸びて黒字になることから、だんだんとポジティブな意味合いで使われるようになりました。
日本でも、冬のボーナス支給前かつ年末商戦を控えた11月は、集客や売り上げが伸び悩む時期。そのため、消費喚起をねらったブラックフライデーのセールイベントが行なわれるようになりました。2016年には、大型商業施設や大手家電量販店が初めて本格的なブラックフライデーのセールイベントを開催し、広く知られるようになりました。
ブラックフライデーは、日本ではまだなじみが薄いものかもしれません。しかし、大型商業施設や大手ECサイトなどを中心に、ブラックフライデーを夏と冬の二大セールイベントに次ぐ3つ目のセールイベントとする打ち出し方が定番化しつつあります。消費者の認知度が年々高まり、ブラックフライデーは広がりを見せはじめているといえそうです。
ブラックフライデーのセールイベントは、11月の第4金曜日を含む前後約1週間を目途に開催されることが多いようです。期間中すべての日程で商品がお得になったり、期間中の第4金曜日のみ割引率が大きくなったりと、手法はさまざまです。日本で11月の第4金曜日といえば、ちょうど11月23日の「勤労感謝の日」あたりになるため、この祝日と絡めてセールイベントを開催するケースもあります。
ブラックフライデーの最大の目的は、ブラックフライデーに対する消費者の認知度を高め、消費行動を盛り上げること。CCG STAGGでは、ブラックフライデーの“ブラック(黒)”をテーマにしたイベントをはじめ、売り上げの向上につながるイベントや購買意欲を直接かき立てるイベントを多数ご提案しております。そのアイデアのいくつかをご紹介いたします。
名前に「ブラック」や「黒」が付くタレントやお笑い芸人のステージショー、黒い色のキャラクターによる撮影会を実施。ある程度の費用はかかるものの、店舗の売上アップには欠かせない集客を見込むことができます。
来店客が身につけられる黒いアイテムをつくるワークショップを開催し、施設内の一体感をアップ。イベントへの参加条件に当日のお買い上げ条件を設定することで、売上にも貢献できます。
スマートフォンを活用したデジタルラリーや、ランダムな時間や場所で行なうプレゼントなど、商業施設内でのイベントを実施。来店客が店舗内を回遊することで、さまざまなテナントの認知につながります。また、ゲリライベントを待つことで滞留時間が伸び、売上の向上が期待できます。
期間内のお買い上げ金額に応じた抽選会の実施や、後日使用できるクーポンの配布は、誰にでもわかりやすく認知されやすい施策です。抽選会の参加条件に一定のお買い上げ金額を設定すると、それに合わせて買い物をする来店客が増えるため、客単価のアップを見込めます。また、後日使用できるクーポンは、再来店を促進するうえで有効であると考えられます。
リアルな実店舗で売上をアップさせるためには、集客を増やすことが重要です。イベントによって集客を行なうのか、来店客への還元施策を行なうのか、普段からのターゲット層に応じて検討する必要があります。ターゲットをある程度絞ったほうが、イベントの企画を立てやすくなります。
また、ブラックフライデーは日本において比較的新しいイベントであることから、来店客にとってどのようなメリットがあるのかを明確にし、ターゲットにしっかりと訴求していくこともポイントです。ターゲットの興味・関心に合わせ、トレンドもうまく盛り込みながらイベントの内容を検討しましょう。
ブラックフライデーのセールイベントでは、スタッフの服装や店舗の装飾を黒系にそろえ、施設全体で統一感を出すのがおすすめ。さらに、来店客にイベントに参加してもらうだけではなく、お買い上げ条件の設定により施設内のさまざまなテナントを訪れてもらうきっかけをつくることも大切です。
CCG STAGGでは、これまでさまざまなイベントの企画・運営をお手伝いしてまいりました。そのなかから、ブラックフライデーのセールイベントに関する実際の事例を、そのポイントとともにご紹介します。
【施設】大型ショッピングモール
【地域】関東
【ターゲット】ファミリー層
【内容・ねらい】黒にちなんだ有名キャラクターによるステージショーを開催し、集客アップを図った。
ターゲットのファミリー層だけではなく、キャラクターのコアなファンである20~50代の観覧者も多数。ブラックフライデーにかかわらず同様のイベントを実施することで、新たな客層の獲得につながる可能性があります。
【施設】大型ショッピングモール
【地域】関東
【ターゲット】ファミリー層
【内容・ねらい】お絵描きしたブラックバルーンを500名の参加者に持ち歩いてもらい、ブラックフライデーの雰囲気を醸成。
黒い風船のみを使ったイベントだったため、疑問に思われるお客様もいらっしゃいました。しかし、ブラックフライデーにちなんだものであるとご説明し、イベントの趣旨をご理解いただくことができました。
【施設】大型ショッピングモール
【地域】関西
【ターゲット】ファミリー層および来館者全般
【内容・ねらい】黒いコスチュームを着たブラックサンタクロースが、ゲリラ的に施設内に出現。プレゼントとしてお菓子を配り、来店客の滞留時間と回遊率のアップを目指す。
当初は子どもの参加者がほとんどであると予想していましたが、意外なことに大人の参加者も多くいらっしゃいました。景品やプレゼントのバリエーションを増やすことによって、異なる客層の参加を見込めるかもしれません。
【施設】大型ショッピングモール
【地域】関東・関西
【ターゲット】来館者全般
【内容・ねらい】お買い上げ金額に応じて参加できる、有名チョコレートの抽選会を実施。「チョコレート=黒=ブラックフライデー」と関連づけることで認知度をアップ。有名チョコレートメーカーのバラエティセットを景品としてハズレなしの抽選会を行ない、購入意欲の向上を図った。
抽選会へ参加するには一定金額以上のお買い物が必要でしたが、参加条件に満たしていないことを受付で知ったお客様がお買い物に戻る姿が多く見られました。イベントが客単価のアップにつながったと考えられます。
日本で少しずつ根付きはじめているブラックフライデー。イベントを成功させるためには、ブラックフライデーの存在を周知するとともに、内容やメリットをお客様に理解してもらうことが重要です。ターゲットに応じて、集客やモノづくり、回遊・滞留や還元など、打ち手にはさまざまな選択肢があります。
ブラックフライデーならではのイベントをご検討中の商業施設様は、CCG STAGGにぜひご相談ください。イベントの企画・運営の豊富な実績を活かし、ご要望に応じたサポートをさせていただきます。
イベント運営については、
私たちCCG STAGGにお任せください。
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