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リアルプロモーション・イベントのメリットは、五感を刺激して参加者の記憶に強い印象を残すこと。そのメリットを最大限に生かしたイベントが「ワークショップ」です。参加者が手や体を動かし、想像力を使って取り組むワークショップをプロモーションに活用することで、来客・販売促進につなげることができます。今回は人気のワークショップイベントの事例を取り上げ、ワークショップの種類や開催時のポイントなどを解説します。
INDEXワークショップとは、参加体験型グループ学習のことを意味します。端的にいえば「体験型のイベント」と置き換えることもできるでしょう。各地でさまざまな場所で開催されており、参加者が共同で作業しながら課題をクリアしていくスタイルが特徴です。似たようなイベントに「セミナー」や「講習会」がありますが、話を聞く・自分一人で考えるといった受け身のスタイルではないため、商業施設では親子向けのワークショップを集客イベントとして活用しています。
体験型のイベントとしてワークショップは根強い人気がありますが、参加者にどのような体験を提供するのか・何が得られるのかによっていくつかの種類に分けることができます。例えば ・季節に合わせた装飾やアクセサリー、アート作品などを作るものづくり系のワークショップ ・ダンスや運動のように体を動かすタイプのワークショップ ・ビジネスの知識やスキルを習得するビジネススキル系のワークショップ ・知識や学習を促すための教育・学習系のワークショップ ・地域やまちづくりなど、組織や団体のコミュニケーションを活性化するコミュニティー系ワークショップ などがあります。いずれも参加者に当事者意識を与えることができ、また商品やサービスのプロモーションがしやすいことから、全国各地でさまざまなワークショップが開催されています。
ひと言で「ワークショップ」といってもさまざまなワークショップがあります。ここでは、数あるワークショップのなかから実施頻度の高いワークショップ事例をご紹介します。どれも参加者に人気のワークショップばかりです。開催を検討している方は参考にしてください。
もっとも人気が高いワークショップといえば、シーズンイベントに絡めたワークショップ。例えばお正月にはしめ縄飾り、バレンタインにはフェイクスイーツデコレーション、ひな祭りにはひな人形、桜の季節には桜の手形、夏休みには自由研究のワークショップ、ハロウィンにはかぼちゃグッズ、クリスマスにはスノードームなど、季節に合わせたコンセプトでワークショップを企画するケースが多いです。特にワークショップで作ったものを家に持ち帰れる・飾れるような企画は人気があります。
2つ目の事例はエコグッズづくり。エコバッグに好きな絵を描くというイベントから、夏休みの工作としても使えるペットボトルエコライトづくり、廃油などを再利用して作る廃油キャンドル、海洋プラスチックごみのアクセサリーづくりも行なわれています。近年はSDGsへの関心の高まりから、環境保全に絡めたワークショップが人気です。
最後の事例は学習系のワークショップ。親子向けワークショップのなかでも、Scratchやマインクラフトなどのプログラミングソフトを使って楽しみながら学べるワークショップが人気です。商業施設のなかには、その場で描いた絵をプログラミングで動かして、大画面に投影するといったコンテンツも。ほかにも職業体験の一環として、YouTuberのように動画のサムネイルを作るといったデジタル体験型のワークショップも行なわれています。
ここまでワークショップの概要や事例について解説してきました。いざワークショップを開催しようと思っても、企画の仕方や準備の手順がわからないと実際に開催することは難しいものです。ここではワークショップを開催する流れ・手順を解説します。
まずはワークショップを開催する目的、ワークショップのテーマを決めます。先述したようにワークショップにはさまざまな種類が存在します。まずは目的とテーマを決めてから、体験や課題などのコンテンツを設計することが重要です。確かにイベントの「盛り上がり」も大事ですが、参加者にテーマについて考える機会を提供するという視点も大切にしましょう。
次に考えたいのが、ワークショップへの参加費。参加費の有無はそれぞれメリット・デメリットがあります。参加費を無料にすると、より多くの人が参加しやすくなるというメリットはありますが、すべてのコストを開催者が負担しなければなりません。また、有料に比べて参加者の意欲が下がってしまうというデメリットもあります。一方で参加費を有料にすると、意欲の高い参加者を集めることができますが、参加者数が少なくなる可能性も。目的や実施コストに合わせて設定するのは当然のことですが、はじめは無料で参加者を多く集め、回数を重ねて有料にしていくなどのやり方を取る主催者もいます。
最後にワークショップの場所や日程を決めます。ワークショップは、そのテーマやコンセプトが何より重要です。どんな人に参加してもらいたいか、どのような場所であれば参加しやすいかを想像しながら場所や日時を決めましょう。「こういう場所でなければならない」という決まりはありません。あくまでも参加者の目線で日程、場所、時間、設備、環境を考えることが重要です。
どんなに綿密に準備をして臨んでも、イベント当日には想定外のトラブルが起こります。ワークショップにおいても「こうすれば必ず成功する」というポイントはありませんが、人気を出すための工夫はたくさんあります。ここでは人気のワークショップを開催するポイントを解説します。
イベント内容を企画する際は、「体験・参加」という要素を必ず取り入れたいところ。また、インターネットでさまざまな情報・物が手に入る時代になぜ足を運ぶ必要があるのか、その意味を考えることも重要なポイントです。例えば、その場でしか会えない人がいる、その場所に集まる人のコミュニティーが魅力的、その場所でしか作れない唯一のものがある……など、テーマやコンセプトに合わせて考えていきましょう。ひとつの要素だけを抜き出すのが難しい場合は、いくつかの要素をかけ合わせて希少な体験を提供することも検討しましょう。
ターゲットに一番伝わる告知方法を検討することも重要なポイント。イベントに参加する意欲を高めるために、表現方法・メディア・場所にこだわり、しっかりとリサーチしてから告知を行ないましょう。参加人数や参加費によって告知方法を変えることで希少性を出したり、お得感を出したりすることも可能です。
ワークショップのメリットでもあり、デメリットでもありますが、ワークショップは参加できる人数と場所が限られています。限定的な状況が参加者の意欲をかき立てる一方で、多くの人に知ってもらうことは難しいものです。そこでおすすめしたいのがSNSのハッシュタグ。参加者経由で情報の拡散を図り、ほかのターゲットに情報が届くように設計することで認知拡大をねらいます。
ワークショップを開催する際は、テーマを第一に考えることが何より重要です。しかしながら、それが開催者側の一方的なテーマになっていては、ワークショップのメリットを十分に生かしているとはいえません。参加者が周囲と協力しながら取り組みどんなメリットを得られるのか、あらかじめゴールを設定しておくことが重要です。参加者がゴールできるかを優先して考えることで、参加者・開催者双方の満足度が高いワークショップにつながります。
忘れてはならないのが、ワークショップ参加者へのアンケート配布。ワークショップは人と人とのコミュニケーションで成り立つイベントです。そのため、参加者が体験や課題を通じて何を感じたかを常に捉えて、試行錯誤していく必要があります。開催者が意図していなかったことや気づかなかったことも確認できるため、参加者には必ずアンケートに協力してもらい、振り返りを行なうことをおすすめします。
ワークショップを本業としていない人が、ワークショップの企画をゼロから考え、開催までこぎつけるのは相当な時間と労力を必要とします。限られた時間や資源を有効に活用できるよう、イベント企画会社にアウトソースするのもひとつの手段です。依頼する際に気をつけたいのは、必ず各社の得意分野を確認すること。先述したようにさまざまな種類のワークショップが存在するため、その会社の実績や担当者の経験などをしっかりと把握してから依頼することをおすすめします。
我々CCG STAGG(スタッグ)は、全国200店舗以上の商業施設様と取引実績があり、施設ごとに異なる細かなノウハウを熟知しているのが強みです。特に親子向けのワークショップ・イベントは数百種類の企画を用意しています。親子向けにワークショップを開催したい、ワークショップに興味がある方はぜひお気軽にお問合せください。
今回はワークショップをテーマに、人気のワークショップの事例や開催するまでの流れについて解説しました。人気のワークショップを開催するには、入念な準備が必要です。しかしながら、初めてワークショップを開催する企業様や、運営できるスタッフがいないという企業様もたくさんいます。ワークショップはアイデア次第で参加者の満足度も高い、集客・販売促進効果の高いイベントにすることも可能です。ワークショップの企画・開催をお考えの商業施設様は、ぜひCCG STAGGにご相談・ご依頼ください。
イベント運営については、
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